【恋愛下手】男性不信の根っこにある父親との関係性。





男性不信→悲劇のヒロイン→彼氏依存→自己価値の否定から、
トリニティと出会って不死鳥の如く生まれ変わったMayoです☆



恋愛で上手くいかないのは、父親との関係性が影響しているといわれます。
生まれて初めて関わる男性、そして一番密に関わる男性が父親なので、父親を元に男性像が出来上がるでしょうし、
その父親との関係性によって、男性に対する印象も変わるのでしょう。




前回お話した母の場合、父親から絶対に褒めることはなく「お前は馬鹿だ!」と罵られ、否定されて、最初は男性恐怖症になり、
そこから父親とは反対の優しくしてくれる男性に惚れ、尽くして尽くして尽くした結果、その優しい男は皆借金残して消えてしまい、心身病んでしまいました。


そのお陰で私は父への不信感から男性不信へと進化を遂げ、それを拗らせてめっちゃトゲトゲした可愛げのない女になり、初めて彼氏ができたのが28歳。


その彼とも、私の男性不信ゆえの苛々が原因で半年で終わり、
今思うと、父に対する不信感や恨みつらみを彼にぶつけていたんだなぁと、ちょっと可哀想なことをしたかもしれないと、ちょっとだけ反省してます。
ちょっとだけ(^ω^)




という訳で。
今回は、私の男性不信の根っことも言える父のことを話そうと思います。






父は一言で言うと、

自分自身に甘くてギャンブル好きで、

仕事もろくにしないくせに口だけは達者、

親戚やヤ○ザからも借金しては逃げて引っ越す、

父としても男としても人間としても最低なクズ野郎

でした(⌒▽⌒)


そんなことを知らない子供の頃の私は父が大好きで、基本的に子供に優しかった父は私の同級生からも好かれていました。



しかし幼少の頃、両親が別れるきっかけとなった、母の「死にたい」発言の時。
キレて母を責め立てる父を見て、母を守らなきゃと間に入った私に「お前も母さんと死ぬか!?」と言った父を、純粋な気持ちで好きという感じではなくなったように思います。



父への気持ちが一気に冷めたのが、
私を連れて、母に内緒で母方の祖父母にお金を借りに行った時。

当時小学4年生でしたが、この時「私はお金を借りるためのダシに使われたんだ」と理解しました。

「子供を育てるためにお金を貸してください」という男を、孫の目の前で邪険にできないですよね。
祖父母から凄く迷惑そうに見られたのを憶えてます。


そしてそれはすぐに母にバレ、これを機に父と決別して母と生活していく中で、私にとって父親は「どうでもいい存在」となりました。


17歳の時に一度父と会いましたが、その時は何の感動もなく、記憶もほとんどありません。
次に父に会ったのは、母が亡くなってからでした。



最初は母が亡くなったことを父に報告するかどうか悩みました。
もう一生父と関わることはない、関わりたくないと思っていたから。


しかし自分の人生と向き合う過程で必要だったため、連絡をとって会うことに。



「弘子には可哀想なことをした。ほんと申し訳なかった」と涙する父を見ても、私は最初冷ややかでした。


今更何を言ってるんだ、白々しい。
後悔してる振りなんか、私には通用しないから。


と思いつつ、それでも父と向き合おうと私なりに頑張って会う回数を重ねていく中で、父のことが少しずつ分かってきました。





父は在日韓国人です。
日本で生まれ育ちましたが、日本国籍はなく、「朝鮮人」として朝鮮人学校に通い、世間から「朝鮮人」として迫害を受けて育ちました。
時には命の危機を感じる程酷かったそうです。


そんな父は、色んな職を転々としました。
マグロ漁船にいたこと、北海道と青森を繋ぐ青函トンネルを作っていたこと。
一時期キャバクラの店員を群馬でしていたことがあり、そこで母と出会ったこと。
在日韓国人だったため、祖父母からは結婚を反対されたが、私が生まれて認めてもらったこと。
母と別れてからは営業をしたり、兄弟で会社を起ち上げたものの、交通事故に遭って仕事できなくなり、障害者になったこと。
それからタクシーの運転手を十年間真面目に続けていることなど話してくれました。



話を聞く中で思ったことは、
父は父なりに大変だったのね。
今は真面目に、人との繋がりも大事にしながら生きてるんだね。


だからといって、父のことを許せるはずもなく。


何より自分がしてきたことを棚に上げて、私に説教してくることが腹立たしかった。



「父さんは人との付き合いを大事にしてきた」
「営業というのは、相手と信頼関係を築くことだ」



は?
どの口が言ってんだ?


と、その度に公衆の面前で大喧嘩。

殺意レベルで苛立ち、その怒りで自分自身が蝕まれていくのを感じ、
父を許すことができない自分にも苛立ち、自己嫌悪し、
スピリチュアルな世界に救いを求めたものの、怒りは全く鎮まりませんでした。


(その後、ヒーリングを学ぶ内にこの怒り、憎悪、殺意の原因は父との関係性だけではなく、過去生(前世)から来てることが分かりましたが、その話はまた別の機会にします)



そこで一時期、私は父を許すのではなく、父を許せない自分を許すことで落ち着きました。


父とは必要最低限の連絡。
一年に一度会うか会わないかになっていき、
食事の約束をしても父が体調不良で流れていくことが増え、2018年3月。




父から癌(末期)であることを明かされました。




一人で生活できないためアパートは引き払い、友人宅でお世話になっていること。
治療はするつもりはないことを聞かされ、私は呆然としました。


父は殺しても死なないくらい、図太いだろうと思っていました。



そして4月末。
父の友人から連絡があり、痛みが酷くて家では見切れないから入院したとのこと。
そこで見舞いに行き、2年振りくらいに父に会いました。




何もしてあげられなくてごめんな。
お父さんのことは、○○さん(友人)が全部やってくれるから。
真代に迷惑はかけないから。
大丈夫だから。




そう弱々しく話す父。




私はそれに対して何も言えませんでした。





2018年5月21日。
夜勤明けに父に会いに行き、もって数日かもしれないと看護師から言われました。
そしてその日の深夜。
心肺停止の連絡があり、電車はないため車で駆けつけ、病院に到着したのが5月22日午前中3時過ぎ。



そこには、まだほんのり温かく、安らかに眠っている父がいました。







父は日本に戸籍を作作ることができず、選挙権もありません。
(母とは入籍しなかったので、日本の国籍はありませんでした)
幼少期から在日韓国人として不当な扱いを受けてきたけれど、父にとって日本は生まれ育った国。
よく政治や世の中について話していたのは、父なりに日本を愛していたのかもしれません。


自分が生まれ育った国なのに、居場所がない。


それでも、大好きな麻雀、大切な友人と過ごす時間など、人生のささやかな楽しみを見つけ、
事故によって不自由な体になっても、やりがいと誇りをもってタクシーの仕事をし、これからやりたい事もあっただろう父の、悔しさと孤独と後悔。



父の死に顔を見ながらそんなことを想像し、胸が苦しくなりました。





父の遺体を病院から見送る時。


涙する父の友人を見て、



私にとっては最低の父親だったけれど、

父の死に涙をしてくれる人がいるんだなと。



ようやく、父の全てを見ることができたような気がして、私も素直に泣くことができました。







私はずっと、父を許せないでいました。


けど、トリニティに出会ってから、ある時。
ふと、神は父のことをどう観ているんだろう?と考えたことがありました。


すると。




そこには『愛』しかなかったんです。




父の弱さも、苦しみも、孤独も、後悔と罪悪感も、未練や悔しさも。



父の全てを許し、愛しているのが分かりました。
(神が父をどう観ているのか、父の何を観ているのかを、観ること、観ようとすることを、トリニティでは『神の観点を観る』と言います)



そして、


「父を許せない私」がいると同時に、

「父を許している私」もそこにいました。



父との関係性「こんなことされた。こうしてくれなかった。だから許せない」という条件付け(固定観念、思い込み)に縛られた「私」は、父を許せないけれど、


父のこれまでの行い、生き方、強さと弱さ、父という存在全てをありのまま許し、愛している【神】の観点を通して父を観ている「私」は、父を許していたんです。



そんな自分に気づいた時、私は愕然としました。
正直、「許せない私」は、「許している私」に気づきたくありませんでした。


私は絶対に父のことを許せないと思っていたのに。



神が父のことを許し、無条件に愛しているのを観た時。
私の「許せない」という憎しみや憎悪、父に利用された悔しさと悲しさ、父と分かり合えない孤独感と、
その反対に、本当は父を許したい。父のことが大好きだという私の純粋さも全て、神は私を愛しているのが分かって、癒され充たされ、救われたように感じました。




トリニティに出会っていなかったら、
私は今も、父を許せない自分に縛られ、自分で自分を裁いていたかもしれません。


父を許せていない私は今も存在していますが、「私は父がしてきたことを許している/許していない」ということに縛られなくなり、私が許せないと思っていた父の弱さ・愚かさ・卑怯さ・傲慢さ・臆病なところも愛しいと思えるまでになりました。
(そこを憎い、許せないという私と、愛しいと感じている私が同時に在る感じです)


それは、彼との関係性においても確かに影響を受けていると思います。
(彼の態度にイラッとしたり傷ついても、愛されていることを疑わなくなったり、彼に愛想尽かされるのを恐れて顔色を窺うことがなくなったり)


父への不信感と男性不信に縛られ、男性に反発し、嫌悪し、厚意さえも突っぱねていた可愛げのない女だった私は、
男性の優しさや厚意を素直に受け取り、ありがとうと言える可愛げのある女になりました❤️


父との確執は自分の力だけではどうにもできないし、これまで色んなセラピーやヒーリング受けてもどうにもならなかった「呪い」のようなものだったので、ほんと解放されて良かったです✨




あなたがもし恋愛で彼氏に(もしくは旦那さん)に依存していたり、支配されていたり、イライラしたり、不安になったりしていたら、
もしかすると父親との関わりの中に、答えがあるかもしれません。




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éveil〜生まれてきた理由・無条件の愛を生きたい人へ〜

あなたが抱く、ネガティブな感情・過去の後悔や罪悪感と未来への不安を考える思考・他者との分離によって感じる孤独感や不信感、無価値感も、 全ては無条件の愛を創り出すために体験することを意図された「アトラクション」だとしたら? どんなに幸せを求めても、幸せになったとしても一時的で、死んだら終わりな有限の命。 人に愛されるかどうか?人生が良くなった悪くなったと一喜一憂する生き方から卒業しませんか?

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